脂肪肝って何?

脂肪肝とは、肝臓に中性脂肪がたまって肥満になってしまうことです。よく皮下脂肪とか内臓脂肪という言葉が出てきますが、中性脂肪は肝臓に蓄積される事もあります。もちろん、成人病などいろいろな病気に関わってくるので、治療が必要です。
通常、治療の必要のない健康な肝臓の脂肪は3〜5%で、5%を超えると脂肪肝と呼ばれます。脂肪肝は、30〜70代で発症が高く、男性は40歳前後、女性は40代以降の中高年に多発しています。
血液検査などをしたときに出てくる値としては、GOP(正常値8〜40lU/l)、GLP(正常値60〜220lU/l)、γーGTP(正常値50lU/l以下)、CHE(正常値186〜490lU/l)、総コレステロール(正常値120〜220mg/dl)、中性脂肪(正常値50〜150mg/d)が高くなって現れます。

脂肪肝と食事

脂肪肝は食事と密接に関係しています。脂肪肝には、アルコール性と高栄養性があって、前者の脂肪肝はお酒などのアルコールの過剰摂取、後者の脂肪肝は、食事で栄養を摂りすぎたために起こります。脂肪肝は、脂肪分だけでなく糖質などの摂りすぎも影響してきます。
また、脂肪肝の3大原因は肥満・お酒の飲みすぎ・糖尿病です。糖尿病のように食事が原因でない場合は、そちらの治療にも合わせていくようになります。
脂肪肝になると何が困るかというと、肝臓の脂肪により肝臓の血管が圧迫され、肝機能が低下するからなのです。肝臓は、食事による栄養をエネルギーや体に必要な物質を作ってくれるところなので、肝臓の機能が低下すると倦怠感などの症状が現れたりします。
特に、アルコール性の脂肪肝は肝硬変にもつながる可能性が高いので注意が必要です。

脂肪肝と治療

脂肪肝は肝臓に溜まった脂肪のせいで、肝臓の処理能力が低下してしまいます。なので、その脂肪を取り除く事が治療になります。基本的に投薬ではなく、エネルギー制限と運動で脂肪を取り除いていく事になります。
脂肪肝の治療の中のエネルギー制限というのは、食事制限のことです。摂取カロリーは標準体重×25kcalで、標準体重が60kgの場合、1500kcalになります。体力仕事でない成人男性の摂取カロリーは1800〜2000kcalくらいなので、結構、我慢が必要です。
運動療法は、脂肪肝の治療の中でとても大切で、運動によって肝臓内の脂肪を燃焼させていきます。運動といっても激しい運動は必要ありません。30分以上の運動をできれば毎日行います。
脂肪の燃焼は、運動を始めてから20分くらいまで燃焼しません。なので、30分以上なのです。できれば1時間程度やった方がいいです。早ければ1ヶ月程度で治療が終わります。
アルコール性の場合は、禁酒もしながら運動をしていきます。

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